ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)
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いつもの散歩道の脇にヒルザキツキミソウの花が咲いていました。盃のような花は薄紫色で、群れて咲いているとそこだけ光が当たったように明るく見えます。 これは北アメリカ原産の花ですが、日本には観賞用として大正の末頃に渡来したそうです。繁殖力が強く逃げ出した花は野生化し、今では全国で繁殖しています。 アカバナ科、マツヨイグサ属の花。マツヨイグサ属の花は別名ツキミソウと言われるように、夕方から咲き始め朝には萎んでしまいますが、この花は昼から咲いています。それでツキミソウの前にヒルザキと付けられました。単純明快なネーミングですね。 花弁は4枚で、重なって盃のように見えます。雄しべは8本。雌しべは先端で4つに分かれています。蕾の間は下向きで、開花すると上向きになります。花は一日花ですが、次々と新しい花が開き、全体としては長い間楽しませてくれます。 分類 アカバナ科、マツヨイグサ属 多年草 分布 北アメリカ原産 北海道~沖縄 道端、草地 花期 5~7月 高さ 30~60㎝ 花言葉 固く結ばれた愛 |
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