ヒナゲシ(雛罌粟)
![]() |
初夏の頃、公園の一角が真っ赤な絨毯で敷き詰められます。和名ヒナゲシ。最近はシャーレ―ポピーの英名で売り出しているところが多いようです。ヨーロッパ原産の花で、日本には江戸時代の早い時期に園芸用として渡来したそうです。その後改良が加えられいろんな形や色の花が栽培されています。 原種の花は赤一色。花弁は4枚で薄っぺら。風にヒラヒラ揺れる姿はか弱そう。これがこの花の愛される理由かもしれません。 鎮痛・鎮静作用があるようですが、有毒成分を含むものもあり一般家庭ではあまり栽培されていないようです。その所為か、道脇や空地などに逃げ出したと思われるものもあまり見かけません。 散歩道や空き地などで、ヒナゲシにそっくりで少し小振りの花をよく見かけますが、こちらは同属のナガミヒナゲシ。花後の結実が、ヒナゲシが縦幅同じくらいなのに対し、ナガミヒナゲシの方は名前のように長く円筒型になっています。 分 類 ケシ科 ケシ属 越年草 別 名 シャーレ―ポピー 虞美人草 原産地 ヨーロッパ 地中海沿岸 分 布 日本全土 花壇 道路脇 畑 空地 花 期 5~6月 草 丈 50~60cm 花言葉 感謝 ![]() ![]() ![]() ![]() |