フヨウカタバミ


 1月、北風は冷たいものの、林の南側を歩く散歩道はポカポカ陽気。花の少ない時期ではありますが、日溜りでは早くもロウバイやスイセンなど早春の花が姿を見せています。

 フヨウカタバミもそのうちの一つで、暖かな陽射しを受けて白い花が群れて咲いています。原産地は南アフリカだそうですが、花が美しいところから観賞用として明治の中頃に移入されました。今ではそれが逸出して各地で野生化しています。

 花は多年草で、暖かいところでは秋から春にかけてずいぶん長い間咲くようです。ここでは早春の花と言うより冬の花ですね。花の色は白の他、ピンク、紫、黄などがあります。開きかけの花はソフトクリームのようで可愛い。

  分類 カタバミ科 カタバミ属 多年草
  分布 南アフリカ原産  本州~九州 道端、田畑など
  花期 11~7月
  高さ 5~20cm



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