井上家住宅
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手賀沼の氾濫に悩む周辺の農家にとって手賀沼の開墾は悲願であった。享保年間幕府の指導の下に新田開発が行われたが、この時江戸尾張町(現:銀座)で食料雑貨商「近江屋」を営んでいた井上家もこれに参加し、この地に移住、相馬新田を開発して名主となった。 その後も水害対策には悩まされたが、井上家12代二郎は、東大卒業後土木技師として各地で経験した技術を駆使して耕地安定化に成功した。 旧井上家の敷地には、江戸時代の名主邸の面影を残す数多くの建造物が残っている。平成20年には、母屋をはじめ、二番土蔵・新土蔵・表門など9棟の建物が、国登録有形文化財として登録された。 場 所 我孫子市相島新田1 アクセス 成田線布佐駅から 徒歩20分 休館日 月曜日(月曜日が祝日の時は翌日)、年末年始 |