カワセミ
散歩コースにある水路の上に一筋青い線が引かれた カワセミだ!
背中に日が当たりコバルトブルーに煌めいた 空飛ぶ宝石という
宝石のヒスイはカワセミのような色をしているところから翡翠と
付けられたという 逆だと思っていた
護岸のコンクリートの縁に止まってジッと水面を見ている
獲物を狙っているのだ
大きな嘴で川魚やザリガニなどをダイビングして捕らえる
古名は「そに」(青い鳥の意味) そに→そび→せび→せみ
となり 川に居る せみ でカワセミと呼ばれるようになった
古事記に「翠鳥為御食人」(ソニドリ=カワセミ=をミケビトと為す)
という件がある 天若日子の葬送の儀礼に 死者に供える
御饌を作る役目を与えられたのがカワセミだった
翡翠 ブッポウソウ目 カワセミ科