みちくさの花



 道端に生える草々。名も無き草として一括りにして雑草とされてしまう草。時には邪魔者扱いにされ、踏まれたり抜かれたりします。

 でも、一見ひ弱そうに見える雑草ですが、踏まれても抜かれてもめげずに逞しく蘇ってきます。そんな姿に元気をもらっています。

 そんな草々にも、余程注意しないと見落としてしまいそうな可愛い花を付けています。花径2~3mmの小さな花。ルーペの力を借りて拡大して見ますと、それでも一人前に、いや一草前に花弁や蕊など立派に付けています。それぞれが個性的な花で、またそれに見合った名前が付けられています。

 日本には四季があります。季節に応じて咲く花々が毎日の散歩を楽しくさせてくれます。デジカメを肩に、みちくさの花を訪ねて歩いてみました。


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