大津皇子辞世の歌

    ももつたふ 磐余の池に 鳴く鴨を 今日のみ見てや 雲隠りなむ
                              万葉集 3−416

   磐余の池で鳴いている鴨を 今日だけ見て死んでいくのか

   大津皇子が処刑されたときに、磐余の池の堤で涙を流して作られた歌



             大津皇子の姉大伯皇女の歌

うつそみの 人なる我や 明日よりは 二上山を 弟と我が見む
                              万葉集 2−165

   この世の 人であるわたしは 明日からは 二上山を 弟として眺める
   ことであろうか

   これは大津皇子の遺体を二上山に移葬したときに、大伯皇女が悲し
   んで作られた歌    

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