西福寺三重塔
中央間の扉は桟唐戸 脇間は連子窓 初層中備えには三間とも十二支の蟇股を置き方角を表している
組物は三手先 軒廻りは二軒繁垂木の平行垂木 二・三層の中備えはすべて間斗束 初層は勾欄の無い縁だが 二・三層には逆蓮頭の勾欄を廻らす
この塔の相輪にも特徴が見られる 水煙が小さい それに比し宝珠 竜車が大きい ここに観音 毘沙門天を納めている かっては 櫓を組んで上まで上らせ参拝させたという
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