9 月

 オケラ  万葉名 うけら

 恋しけば 袖も振らむを 武蔵野の うけらが花の 色に出なゆめ
                     巻14−3376 東歌
 ヤブラン  万葉名 やますげ
 咲く花は うつろふ時あり あしひきの 山菅の根し 長くはありけり
                巻20−4484 大伴宿禰家持
 ヒガンバナ  万葉名 いちし

 道の辺の いちしの花の いちしろく 人皆知りぬ 我が恋妻は
               巻11−2480 柿本人麿の歌集
 ニラ  万葉名 くくみら
 伎波都久の 岡のくくみら 我摘めど 籠にも満たなふ 背なと摘まさね
                巻14−3444 東歌
 ヤマハギ  万葉名 はぎ

 萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花
                巻9−1539 山上臣憶良                 
 ケイトウ  万葉名 からあい
 我がやどに 韓藍蒔き生ほし 枯れぬれど 懲りずてまたも 蒔かむとそ思ふ
                巻3−384 山部宿禰赤人                 


その他の花


シュウメイギク
20170913

オトコエシ
20170913

ミヤギノハギ
20170913

センニンソウ・花後
20170913

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